バンド活動における社会性

いざバンドを組んでみても、それを継続させていかなければなりません。ここからはバンドを継続させていくために大事なことを書いていきます。

バンドは仲良しグループではありません。「一緒にバンド演奏を楽しむ」「バンドを作り上げていく」「バンドを多くの人に知ってもらう」「バンドで生計を立てる」といった様々なスタンスがあるとは思いますが、何かしらの目的を共有する集団です。継続してバンド活動していくためにはメンバー間の信頼関係が重要になってきます。 なにやら堅苦しい感じになってしまいましたが、それらをきちんと守らないと、信頼関係が壊され、活動すらままならなくなってしまうでしょう。逆にそれさえ守れば、ステージで暴れまくるのも、打ち上げではっちゃけるのも自由です。

遅刻をしない

遅刻をするときちんと時間通り来ていて、セッティングをしている人に迷惑をかけます。貴重な練習時間も失ってしまいます。 バンドによっては、罰金を取っているところもあるそうです。いっそ練習時間を遅らせたらどうでしょうか?罰金は遅刻防止の効果的な予防法とも言えますが、高々遅刻程度で罰金なんて制度を導入して成り立っているバンドの行く末が危ぶまれます。

挨拶をしっかり

スタジオやライブハウスに入ったら、スタッフやバンドメンバーに対しては必ずおはようございます!と元気良く挨拶をしましょう。挨拶はコミュニケーションの第一歩です。音楽業界に限らず、多くの業界で昼でも夜でも「おはようございます」の挨拶が採用されています。何故か? 私が思うに、敬意を示せることと締りが良いことが上げられると思います。他の挨拶を考えてみれば分かります。 例えば、キリキリ張り詰めた雰囲気のライブ設営の現場で 「こんばんは~」 う~ん、何か締まらないですね。日本語って難しいですね。

報連相をしっかりと

「報連相」という言葉を聞いたことがあるかも知れません。「報告」「連絡」「相談」のことです。

  • 「報告」とは、リーダーからの指示に対して、その結果を返すことです。
  • 「連絡」とは、伝達事項を伝えることです。
  • 「相談」とは、自分の裁量では判断できない物事に関して、自分で決定せずリーダーに判断を仰ぐことです。

バンマスから言われたことや、自分がやったことは逐一バンマスやメンバーに報告する。ライブの日程が決まったらその詳細を連絡する。自分では分からないことは他のメンバーに相談する。 報連相が出来るメンバーがいれば、バンマスはやりやすいと思います。やればやるほどバンドが上手く回る魔法の言葉です。




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