ながら練習

世の中は不平等です。色んな状況や身分の人がいるし、お金持ちも貧乏人もいるし、人徳者や犯罪者だっています。しかしそれでも唯一、人間に平等に与えられているものがあるのです。それは時間です!!どのような人間であっても一日24時間しか与えられていません。この24時間の使い方が人生を左右するとはよく言われていることですが、そうですあなたのバンドマン人生も左右します。

もし24時間全てバンド活動に投資したら神バンドが誕生するでしょうが、そんなことが出来るのは、もはや人間ではないです。会社や学校に通っている普通の人でしたら平日では、せいぜい2~3時間が関の山ではないでしょうか?しかもそのうち集中して練習できるのは最初の30分ほどでしょう。

何かをしながら練習する

しかしそんな状況でも、練習時間をさらに捻出する方法があります。それは何かをしながら練習することです。タイトルでネタバレですね(笑)何かをしながらといっても、両手は塞がれているわけですから、出来ることは限られてきます。何か聴きながら練習というのも難しいと思うので、見ながら練習するしかありません。そうですビール片手にテレビでも見ながら。

何故こんな練習方法をすすめるかというと、練習には質という側面と量という側面があるからです。アンプシミュレーターを使った練習は質を重視した練習です。ノイズを極力押さえて、難しいフレーズを正確に高速に演奏するための練習です。しかしフレーズというのは、そういう類いのものばっかではありません。簡単な手癖の繰り返しや、汎用性の高いリックのようなものも数多くあります。

このようなフレーズは、スポーツで言うと素振りやランニングといった基礎練習のようなものです。練習フレーズ自体は簡単なため、正確さやノイズもそれほど気にする必要がありませんし、集中力も要らず気軽に練習することが出来ます。単純にそのフレーズを数多く弾くだけで、あなたの身体に染み付いていきます。単純な練習量だけがものをいいます。

そこで集中力が切れたなと感じたら、アンプも切って、ヘッドホンも外してしまって、だらだらとテレビやDVDでも見ながら、簡単なリックを繰り返すのも一つの練習方法ではないでしょうか?やってみると意外にもテレビも普通に楽しめるし、だからと言って練習も破綻しません。ちゃんと両立できますよ??

時間にも質というものがあります。時間の質に合った練習をしましょう。




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