継続は力なり
練習を積み重ねても、なかなか上手くならない・・・と言う悩みを抱える方も数多くいると思います。さて、どうしたら楽器は上達していくでしょうか?
私が思うに「継続」これにつきると思います!継続と言うと聞こえは良いですが、要するにただ単に練習し続けることに他なりません。そんなこと当たり前じゃないか!多くの方がそう思われたかもしれません。しかし、上手くなりたい!と思ったあなたは・・・
- 毎日30分でも楽器に触れているか?
- 同じパートを何度も反復練習をしているか?
- ゆっくりでもいいから正しいフレーズで練習することを心がけているか?
- 自分の弱点を把握してそこを重点的に練習しているか?
- 新しいスキルを開拓しようとしているか?
演奏技術は反復することでしか向上していきません。しかしただ馬鹿正直に反復を繰り返すのもまた違うのだと思います。それでは自分の出来る事の繰り返しになってしまい、出来ない事は出来ないままになってしまいます。継続で大事なのは、自分が今出来ない事に対して、正しい入力を自分に繰り返し与えていくことなのだと思います。
長い目を見据えて
もし今の自分の演奏が上手くなかったとしても、嘆いてはいけません。いきなり上手くなろうとしてもいけません。自分の演奏技術は今までの自分の継続の結果なのですから。真摯に受け入れましょう。でもそれと同時にこれからのことも考えてみませんか?継続を蓄積して上手くなるには何年もの継続の蓄積が必要です。今から焦ったっていきなり上手くなるはずがありません。そう考えると、今そんなに上手くなくても、何年後かにカッコいい演奏が出来る自分になってればいいと少し気が楽になってきませんか?
でもそれは怠けるということではありませんよ。現状を受け入れ、今から練習をしていき結果的に上手くてカッコいいバンドマンになっていればいいじゃないかということです。そうは言ってもバンドをやるにしてもやはり適齢期みたいなものがあります。50代になってもコテコテのヴィジュアル系が出来るはずありませんね!上達するのは速ければ速いほど良いです。その為には今日という日を大事にして黙々と練習に取り組むことです!
音楽以外の誘惑
継続は力なりと言えども、今の世の中には、音楽以外にも楽しいもの、やらなければいけないことは数多くあります。テレビ、ネット、マンガ、学業、仕事等・・・私なんかも今日はこうやってホームページの更新なんかしちゃってます。逆に言うと我々が現代社会に生きる限り、継続出来ないということはある意味仕方無いことなのでしょう。それに私がどうこう言う話でもありません。ただ継続して上達しないと音楽を楽しむ機会を失うことになります。いくら誘惑に流されても構わないが、やることやらないと上達はしない。実に単純な原理です。
音楽以外のことに取り組みたいと思うこともあるでしょう。事情があって音楽を辞めざるを得ない状況になるかもしれません。結果的に音楽を辞めることになったとしても、自分の中での優先順位をしっかりつけた上で辞めて欲しいのです。何故かと言うとそれをしないとあなたが今まで音楽に取り組んできた日々が全て無駄になるからです。「何となく練習とかしなくなっちゃったから~」とかだと結局何をやっても曖昧なまま何となく時間が過ぎていきます。しっかり優先順位をつけさえすれば、(音楽をやろうと決めた場合)練習に対するモチベーションも上がり、継続して練習が出来るようになるでしょう。そしてそれがどういう結果であれ、音楽をやっていた日々があなたの糧にもなると思います。
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