オリジナル曲を作る
コピーだけでは飽き足りなくなったでしょうか?そうしたらオリジナルを作ってみましょう。オリジナルを作る方法は様々です。上手い人だと何も無いところからジャムっているだけで、完成してしまうこともあります。一人でドラムからメロディまで一曲丸々作ってしまう人もいるでしょう。いきなり一曲を書き上げることは出来ないので、リフだけ作り貯めしておいて後で繋げるような方法でも良いでしょう。どの方法が一番良いかとは一概に言えませんが、確実に言える事は音楽理論を知らなければいけないということです。
音楽理論とは何か?
・・・あぁ、ついに出てしまいました。音楽理論という言葉。感性が全てである音楽という分野に、全く対称的な理論という言葉がコラボしてこれまた強烈な響きを放っていますね。音を楽しむはずの音楽で何で理屈を学ばなければならないのでしょうかね~。
理論が嫌だという気持ちは分かります。音楽を生み出すのは人間の感性で、その音楽が良いかを決めるのかも結局は人間の感性なのだから。「理論なんて学ぶのはナンセンスだ」と思うかもしれません。
・・・しかし、そう思ったあなたは実は鋭い!!
実は音楽理論というのは言ってしまうと、皆が良い音楽だと感じる法則を何百年もかけて体系化しただけなのです。
理論の根拠が理論を作った人間の感性によるものなので、何故その法則で音楽を作ると人の感情を動かすことが出来るのか?何故マイナーコードを聞いたときに悲しい感じがするのか?誰も説明できません。敢えて説明するとしたら「その人がそう感じたから」とでも言えばいいでしょうか?
理論という名がついていますが、最終的に行き着くところは結局個人の感性だと言えます。なので音楽理論に捉われることなく、自分が良いと思う感性を信じていけばいいのです。またこれが良い曲を作る秘訣とも言えます。
しかしその一方で音楽理論は何百年もかけて体系化されただけあって非常に説得力があります。楽しい感じがすると言われるコード進行で曲を作れば、まず間違いなく万人が楽しく感じます。それだけ強烈なツールでもあるのです。音楽理論を知らずして人の感情を動かす音楽を作るのは不可能だと言っても良いでしょう。
作曲は実は簡単
ここは音楽理論をレクチャーするサイトではないので詳しくは触れません。ただ言える事は音楽理論というのは何百年もかけて体系化された理論ではありますが、我々が主に使うのは、メジャースケール及びマイナースケール上の7音をルートにした7つのコードだけだということです。これをダイアトニックコードと言います。
一つ例を挙げますと、ギター初心者が初めに取り組むであろうコード。C、G、F、Am、Em、Dm。これはCメジャースケール及びAナチュラルマイナースケールのダイアトニックコード(*注)です。つまり初心者でも簡単なコードさえ覚えれば、人に聴かせられる曲を作ることが出来るのです。偏見を覚悟で言ってしまえば、作曲とはダイアトニックコードにメロディをつけていく作業に終始します。
そう作曲は実は簡単なのです!
先ほども述べたとおりにバンドで曲を作る方法は様々あります。
- DTM(デスクトップミュージック)でDEMO音源を作る
- MTR(マルチトラックレコーダー)でDEMO音源を作る
- 何も無いところからジャムって作り上げる
このような方法が考えられますが、このサイトではDTMでDEMO音源を作るという方法を解説していこうと思います。
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