自宅練習

man with headphones playing guiter

コピーをするにしても、オリジナルを作るにしても練習しないと始まりません。練習は自宅かスタジオでしますが、スタジオでは練習というよりは、確認やライブのリハーサルのような意味合いが強いので、純粋な意味での練習は自宅練習ということになります。ボーカリストやドラマーは自宅以外で練習することもありますが、個人のスキルを伸ばすという意味合いでは自宅練習と変わりません。

練習とは

自宅練習には、覚える為の練習と、スキル上達の為の練習があります。覚える為の練習は課題曲をコピーすることで、自分のスキルに沿った曲までしかコピーすることが出来ません。そのスキルを上達させる為に、課題曲のコピーとは別にスキル上達の為の練習をする必要があります。

コピーの数をこなすことで自然にスキルが身に付くのではないか?という意見もあると思いますが、世の中には難しい曲もあれば、簡単な曲もあります。簡単な曲をいくら沢山コピーしたところでそれは今自分に出来る事を繰り返しているだけなので大幅なスキル上達は望めないでしょう。

上達とは、昨日出来なかったことが今日出来るようになることを言います。コピーして上達しようと思うなら、今の自分ではちょっと難しいなぁと思う曲に挑戦することです。あんまり難しい曲に挑戦してしまうと、全く弾けず精神衛生に悪いので、あくまでもちょっと難しそうだなぁと思う曲ですよ!

教則本を活用しよう

本当の初心者だと、一体何が難しくて何が簡単なのか分からない場合があります。とりあえず好きなバンドをコピーしようとしますが、例えばラルク・アン・シエルなんかはポップですが完全にコピーしようとするとかなり難しいです。スキルを身に付け、楽曲を見極める目を養う為、まずは初心者向けの教則本を見て練習することをオススメします。それには基本的なスキルの他、その楽器やバンドに関する知識も書いてあるので読んで為になりますよ。

スキル上達に限って言えば、コピーするより、教則本に沿って練習した方が遥かに効果的です。世の中にはアドリブ、カッティング、速弾きといった特定のスキルを効率よく良く習得することに特化した教則本が数多く出回っているのでそれらを利用しない手はありません。しかし、ある程度高度なスキルを身に付ける為には基本がしっかりしてないといけませんよ!

上達の仕方

CDに合わせて練習すると自分が上手くなった気になります。それはCDの演奏が上手いからです。本当は細かい所が危ういのにそれに気付かないままでいると、いざバンドで合わせた時に何も弾けなくて挫折します。それだけ一曲演奏しきるというのは難しいことなんです。きちんと弾けるようになるためには、自分がどの程度まで弾けるのかをきちんと把握する必要があります。

いきなり長いフレーズを習得するのは不可能なので、そのフレーズをいくつかのパートに分割をしましょう。そして一つのパートを必ずゆっくりとしたリズムから練習しましょう。そのリズムが弾けるようになったら徐々にリズム速めていき、速いリズムでも弾けるように練習します。原曲よりもほんの少し速いリズムまで弾けるようにしておくことがコツです。

そこのパートが弾けるようになったら次のパートに移ります。パートが全部弾けるようになったら、次に複数パートを連結して長いパートを通して弾けるようにします。それを繰り返せば一曲と押して原曲のリズムで弾けるようになります。ギターソロも同じやり方で習得していきましょう。




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