時間管理

私もよくあることなのですが、いざギターの練習を始めると、最初のほうは集中力が続くのですが、時間が経過すると集中力が続かなくなります。そして何をするかというと息抜きでネットやテレビなどを見てしまうのです。最初はほんの息抜きのつもりだったのですが、これが命取り!!息抜きというのはあっという間に時間が過ぎてしまうものです。ふと時計を見てみたら2、3時間は簡単に過ぎていていました。。。結局、練習時間の大半を息抜きで費やしたことになります。

練習の時間割り

ここで大事なのは練習時間を管理するということです。練習するときには必ず手元にアナログ時計を置き、ある程度時間を決めて練習しましょう。デジタル時計では時間の感覚が分かりづらいのでアナログ時計をお勧めします。

例としては
「15分間あるフレーズの練習をし、5分間休憩を置き、次の15分は違うフレーズの練習」
といった具合です。このように練習の時間割りを作り、時計でそれを管理することであなたの練習の質を画期的に変えます。時間割りの良し悪しは問いません。それを作ることに意義があると思います。少なくとも息抜きし過ぎるということはなくなります。

多すぎる時間は無駄に使われます。

これをパーキンソンの法則と言います。「練習し過ぎることは無い」とは良く言われますが、私は最近それに対して疑問を抱いているのです。無駄に練習し過ぎているのではないか?と。。本来ならば10分で習得できるフレーズを時間が余っているが為に、時間が許す限りダラダラとそのフレーズばかりを弾いてしまうことはありませんか?もうそのフレーズを弾けるなら、余った時間は他のフレーズを習得すればいいのにね。なまじ時間があるが為に、全体の練習効率が低下してしまうのです。時間があること自体は良い事です。その時間を有効に使うために、私は時計で練習を管理することを勧めるのです。

休憩の重要性

例えば、同じタッピングのフレーズを2時間もぶっ続けで練習したとしましょう。恐らく最後の30分あたりには、あなたの思考は停止しているのではないでしょうか?ここで言う思考停止というのは、練習しているさながら「どうすれば効率良くフレーズを習得できるか?」「ノイズを減らすにはどうするか?」「ミスを無くすには?」といった考えを放棄し惰性で指だけ動かしている状態を言います。人間の集中力というのは2時間も3時間も続くようになっていないと思います。適度に休憩を挟みましょう。

あるフレーズを弾いたら5秒休憩。また同じフレーズを弾いて5秒休憩。それが出来るようになったらそのフレーズを数回繰り返して休憩。やってはいけないのは同じフレーズを休憩も考えも無しに何十回も繰り返すことです。そもそも実際のライブで同じフレーズを何十回も繰り返す場面なんてそうありません。数回で十分です。数回できれば数十回もこなせます。このように小さい休憩を挟みつつ練習していても数十分くらいでそのフレーズを弾く集中力が切れてくると思います。少なくとも私は切れます。そうしたら適当に5分とか10分とか長めに休憩を取って次のフレーズに移りましょう。

時計を見ながら適度に休憩を取るのがポイントです!!




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