【ギター】歪み系エフェクター

エレキギターのもっとも代表的なサウンドである「ギュイーン」という音、誰もが耳にしたことがあるロックサウンドやメタルサウンドは、歪み系のエフェクターで作り出すことになります。ギタリストであれば誰もが知っているサウンド、そして歪ませ方に凝ることになるサウンドです。

アンプでもある程度歪むのですが、それだけではどうしてもCDのようなサウンドを得ることができません。ですから歪みを増すためにギターとアンプの間にエフェクターを挟んで使用している方がほとんどで、トーンの作り方、歪みの度合いで独自性を求めることになります。

自然な歪みのオーバードライブ

アンプにも「DRIVE」というツマミがついているものが多いですが、それを取り出して増幅できるようにしたのがオーバードライブというタイプのエフェクターです。オーバードライブは自然な歪みを生みだしたいときに選択することが多いです。

自然な歪みとはギターのアタックがあって音の減衰がある、ツブのハッキリした歪みのことです。音が伸びすぎず、かといって短すぎない、メリハリをつけて演奏したい場合に重宝します。曲の中のバッキング、ポップよりの曲でのメインサウンドとしても多用される、定番のエフェクターです。

BOSS / OD-3 Over Drive
BOSS / BD-2 Blues Driver
Ibanez アイバニーズ / TS9 TUBE SCREAMER
MAXON / OD820
オーバードライブの名機

オーバードライブを語る際に絶対に知らなければいけないのがBOSSのBlues Driver BD2です。定番中の定番で、ギタリストであれば誰もが持っているといっても過言ではないほどヒットしました。プロからアマチュアまでさまざまなギタリストが足元に設置しています。

LEVEL、TONE、GAINの3つのコントロールから成るシンプルなつくりですが、そのセッティングでさまざまなサウンドが出せます。Bluesと名を冠しているものの、GAINを高めに設定すればかなりの歪みを得ることができ、歪み系はBlues Driverだけというギタリストも多いほどの逸品です。

アグレッシブに攻めるにはディストーション

ロックではなくメタルなんだという方、ハードロックが好きなんだ、という方はこのディストーションをオススメします。オーバードライブと比べるとさらに音を歪ませることになります。音からダイナミクスが失われ、サスティンが長くなるので速弾きギタリストなどはこぞって使用しています。









BOSS / DS-1 Distortion
BOSS / MT-2 Metal Zone
MXR / M-115 DISTORTION III
ProCo / RAT2

轟音ファズで空間を埋める

ノイズのようなギターサウンド、きめの粗い歪みが欲しい場合はこのファズを使用すると思うような結果が得られることが多いです。グランジやオルタナなどの音楽を好む方であれば馴染みのあるエフェクターです。

ファズは60年台から存在する歴史の長いエフェクターですが、取り回しが難しく初心者には扱いが難しいかもしれません。現在のギターシーンではあまり使用する方も少ないので、あえて狙うと個性を演出できるサウンドが得られます。

electro-harmonix BIG MUFFは長年発売されている名機です。ジミヘン、サンタナも使用したモデルを再現していて、ジリジリとした加熱したサウンドを得ることも可能ですし、スイートなサウンドを演出することも可能な一級品です。幅が広いので、好みの設定を見つけるのが楽しくなるエフェクターです。









Dunlop / FFM2 Fuzz Face Mini Germanium
electro-harmonix / U.S.A. BIG MUFF
Roger Mayer / STONE FUZZ
Z-VEX /FUZZ FACTORY



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