バンドの人間関係で揉めないために|解散の主な理由とトラブルを防ぐ基本マナー
いざバンドを組んでも、それを続けていかなければ意味がありません。
ここでは、バンドを長く続けるために大事なことを紹介します。
バンドが解散する主な理由や、人間関係のトラブルを防ぐコツもまとめました。
バンドは、仲良しグループではありません。
「一緒にバンド演奏を楽しむ」「バンドを作り上げていく」「バンドを多くの人に知ってもらう」「バンドで生計を立てる」など、スタンスはさまざまです。
それでも、何かしらの目的を共有する集団であることに変わりはありません。
バンド活動を続けるには、メンバー間の信頼関係が重要です。
少し堅苦しく聞こえるかもしれません。
でも、基本的なことを守らないと信頼関係が壊れ、活動すらままならなくなります。
逆に、それさえ守れば、ステージで暴れまくるのも、打ち上げではっちゃけるのも自由です。
バンドが解散する主な理由
まずは、バンドがどんな理由で解散してしまうのかを知っておきましょう。
原因を知っておけば、前もって防ぐことができます。
- 音楽性や方向性の違い(やりたいジャンル、趣味かプロ志向か)
- メンバー同士の人間関係のこじれ
- 練習量ややる気の温度差
- お金のトラブル(スタジオ代やライブ費用の負担)
- 就職・進学・転勤・結婚など、生活環境の変化
プロのバンドの解散発表では、「音楽性の違い」という言葉がよく使われます。
しかしアマチュアバンドでは、遅刻や連絡不足、お金の問題など、日々の小さな不満の積み重ねが原因になることが多いです。
小さな不満を放っておかないことが、バンドを長続きさせる一番のコツです。
ここからは、メンバーとして守りたい基本を見ていきましょう。
遅刻をしない
遅刻をすると、時間どおりに来てセッティングしている人に迷惑をかけます。
みんなで借りたスタジオの、貴重な練習時間も失ってしまいます。
バンドによっては、遅刻に罰金を設けているところもあるそうです。
罰金は遅刻防止に効果的とも言えます。
でも、遅刻程度で罰金制度が必要になるバンドは、行く末が危ぶまれます。
どうしても遅れがちなメンバーがいるなら、いっそ練習の開始時間を遅らせてはどうでしょうか?
挨拶をしっかり
スタジオやライブハウスに入ったら、スタッフやメンバーに必ずおはようございます!と元気よく挨拶しましょう。
挨拶は、コミュニケーションの第一歩です。
音楽業界に限らず、多くの業界では昼でも夜でも「おはようございます」と挨拶します。
なぜでしょうか?
私が思うに、相手への敬意を示せて、締まりが良いからだと思います。
ほかの挨拶で考えてみると分かります。
たとえば、張り詰めた雰囲気のライブ設営の現場で「こんばんは~」。
う~ん、何か締まらないですね。
日本語って難しいですね。
報連相をしっかりと
「報連相(ほうれんそう)」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
「報告」「連絡」「相談」のことです。
- 「報告」とは、リーダーからの指示に対して、その結果を返すことです。
- 「連絡」とは、伝えるべきことを伝えることです。
- 「相談」とは、自分だけでは判断できないことを、勝手に決めずにリーダーに判断を仰ぐことです。
バンマスから頼まれたことや、自分がやったことは、そのつどバンマスやメンバーに報告します。
ライブの日程が決まったら、その詳細を連絡します。
自分では分からないことは、ほかのメンバーに相談します。
報連相ができるメンバーがいれば、バンマスはとてもやりやすくなります。
やればやるほどバンドがうまく回る、魔法の言葉です。
お金のルールを決めておく
お金のトラブルは、人間関係を一気に悪くします。
最初にルールを決めておきましょう。
- スタジオ代は、基本的に全員で均等に割り勘にする
- ライブのノルマ代も、負担の仕方を事前に決めておく
- 立て替えたお金は、その日のうちに精算する
- バンドで共有するお金は、会計係を決めて記録する
ノルマとは、ライブハウスに出演するとき、バンドが売らなければならないチケットの枚数のことです。
売れなかった分を、バンドが負担する場合があります。
不満は早めに話し合う
「練習してこないメンバーがいる」「やりたい曲が合わない」など、不満はどのバンドにも出てきます。
大切なのは、我慢してため込まないことです。
話し合うときは、次の点を意識しましょう。
- SNSやメッセージではなく、できるだけ直接会って話す
- 相手の人柄ではなく、困っている「こと」について話す
- 相手の言い分も最後まで聞く
- 活動のペースや目標を、改めて全員で確認する
メンバー同士で、バンドに求めるものが違ってくることもあります。
そのときは、活動のペースを見直したり、目標を立て直したりしましょう。
バンドの方向性の決め方は、どんなバンドにしたい?で紹介しています。
お互いに気持ちよく活動できれば、バンドはもっと楽しくなります。
基本を大切にして、長く続くバンドを目指しましょう。
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