ベースの各部名称
ベースは大きく分けてヘッド、ネック、ボディの部位から成ります。
ヘッド
ヘッドは弦をペグで巻き取り固定する部分です。またヘッドの形状はベースの個性にもなります。
- ペグ
- 回すことで弦を巻き取り各弦の音程を調整する
- トラスロッド
- トラスロッドはネックに仕込まれている金属の棒で、ヘッドから六角レンチなどで回すことで、ベースの順反り、逆反りを調整する
ネック
ネックはベースを演奏する際に左手で押さえる部位です。演奏性を左右する重要な役割を担っています。ネックの長さにも、ショートスケール、ミディアムスケール、レギュラースケール、ロングスケールとあり、これも演奏性に影響を及ぼします。
- ナット
- ヘッドとネックの間で弦を支える部分。弦を乗せる箇所には溝が掘ってある
- ポジションマーク
- ポジションの把握のために3, 5, 7, 9, 12, 15, 17, 19フレットに記してあるマークのこと。ただの白丸から意匠を凝らしたものなど、ベースの個性となっている部分でもある。
- フレット
- 押弦した際に正確な音階で音を鳴らすために埋め込まれた金属のふち
ボディ
ボディにはベースの音色を調整するためのノブや、電気信号を取り出すためのアウトプットジャックが付いています。そして内部には弦の振動を電気信号に変換し、音色に変化を加えるための電気系統が入っています。またボディの素材自体も弦の鳴り、ひいては音色に影響を与えます。
- ピックガード
- ベースをピッキングした際にボディに傷が付くことを防ぐための板
- ピックアップ
- 弦の信号を電気信号に変換するための部品。磁石の周りに電線を幾重にも巻き付けたコイル構造となっている。ピックアップはベースの音色を大きく左右する非常に重要なパーツである。
- ブリッジ
- ベースの弦を支えるためのパーツ。
- コントロールノブ
- ボリュームノブとトーンノブがあり、ボリュームノブは音の大きさを、トーンノブは音色を調整する
- アウトプットジャック
- シールドを差し込むためのジャック。
- ストラップピン
- ストラップを留めるためのピン。
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