ドラムペダルの選び方と調整方法|ツインペダルの違いとおすすめモデル
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ドラムペダル(キックペダル)は、バスドラムを足で鳴らすための道具です。
踏み心地や調整の仕方で、バスドラムの音や叩きやすさが大きく変わります。
この記事では、ドラムペダルの仕組みと、スプリングやビーターの調整方法を紹介します。
シングルペダルとツインペダルの違い、選び方、定番のおすすめモデルもまとめました。
ドラムペダルでサウンドが変わる
ドラムセットの中で、足で音を出すのはキック(バスドラム)とハイハットです。
ハイハットは、開け閉めを切り替えるだけでなく、足で踏んで音を鳴らす場面もあります。
キックは、完全に足で鳴らします。
キックペダルの仕組み
バスドラムを鳴らすキックペダルは、シンプルな構造でできています。
- ペダルを踏む力を、チェーンやベルトがビーターを動かす力に変える
- ビーター(打面を叩く棒)が、床にほぼ垂直なバスドラムのヘッドに当たる
- スプリングの力で、ビーターが元の位置に戻る
踏み込み感覚とスプリング、ビーターの長さの関係
キックペダルに欠かせないのが、スプリングです。
打面に当たったビーターが元の位置に戻り、ペダルが再び踏める位置に戻るには、スプリングが必要です。
ペダルの踏み心地は、スプリングの張り具合に大きく左右されます。
スプリングが弱いと、速いテンポのときにビーターが戻りきらなくなります。
ペダルもしっかり戻らないため、満足に踏み込めません。
そのため、ある程度の張りを持たせる必要があります。
音と踏み心地には、ビーターの長さも影響します。
ビーターを長く取り付けると、遠心力が加わって力強く打面に当たります。
短くすると、そのぶんパワーは落ちます。
スプリングのセッティングと合わせて、バスドラムの音を左右する重要な要素です。
ドラムペダルの調整方法
ペダルの主な調整ポイントをまとめました。
調整には、ドラムのチューニングキーを使うことが多いです。
| 調整する部分 | 強く・長くすると | 弱く・短くすると |
|---|---|---|
| スプリングの張り | 戻りが速く、踏み心地が重くなる | 踏み心地が軽くなるが、戻りが遅くなる |
| ビーターの長さ | 力強い音になる | コントロールしやすいが、パワーは落ちる |
| ビーターの角度 | 振り幅が大きくなり、パワーが出る | 振り幅が小さくなり、細かく踏みやすい |
調整するときは、一度に1か所だけ変えるのがコツです。
いくつも同時に変えると、どこを変えたら踏みやすくなったのか分からなくなります。
自分に合うセッティングが決まったら、メモしておきましょう。
スタジオのペダルを使うときも、同じように調整しやすくなります。
ビーターの材質
最も多く見られるのは、打面に当たる部分がフェルトになったビーターです。
これを手に持つ形にしたものは、「マレット」というスティックになります。
しかし、ビーターはこれだけではありません。
金属や樹脂でできたもの、形がさまざまなものもあります。
フェルトは柔らかく丸い音、樹脂などの硬い素材ははっきりしたアタック音になりやすいです。
多くのビーターは、ペダルへの取り付け部分に互換性があります。
そのため、踏みやすいペダルに好きなビーターを付けて使うこともよくあります。
シングルペダルとツインペダルの違い
キックペダルには、シングルペダルとツインペダルがあります。
シングルペダル
1つのペダルで、1つのビーターを動かす一般的なタイプです。
初心者がまず使うのは、シングルペダルです。
ツインペダル
右足用と左足用の2つのペダルで、1台のバスドラムを叩くタイプです。
両足を交互に使えるので、速い連打ができます。
メタルやハードロックなど、バスドラムを細かく踏むジャンルでよく使われます。
ツインペダルは、まずシングルでしっかり踏めるようになってからで十分です。
モデルによっては、シングルペダルにパーツを追加してツインに増設できるものもあります。
ペダルの選び方
ペダルは、ドラムを始めたら早い段階で用意したいアイテムの一つです。
自分のセッティングを持ち運べるので、足回りがいつも安心できるようになります。
ペダルにトラブルが起きると、演奏を止めるしかありません。
だからこそ、信頼できるものを用意したいものです。
ペダルを選ぶときは、できるだけセッティングの幅が広いものを選びましょう。
チェーンのなめらかさなども気になりますが、多くはセッティングで調整できます。
調整できる範囲が広く、設定をしっかり固定できるものがおすすめです。
ドライブ方式
ペダルの踏む力をビーターに伝える方式にも、いくつか種類があります。
- チェーンドライブ:最も一般的。安定した踏み心地
- ベルトドライブ:軽い踏み心地で、繊細なコントロール向き
- ダイレクトドライブ:金属の板で直接伝える。反応がダイレクト
初心者は、まず一般的なチェーンドライブを選ぶと安心です。
代表的なペダルメーカー
キックペダルを選ぼうとすると、メーカーはある程度しぼられます。
Pearl、TAMA、YAMAHA、DWなどが代表的です。
TAMAの「アイアンコブラ(IRON COBRA)」は、ペダルのシリーズとして特に有名になりました。
できるだけしっかりした作りで、セッティングが多彩なものがおすすめです。
Pearlなら、エリミネーターシリーズのP-2000C以上のモデルがおすすめです。
ペダルの角度、ビーターの長さ、スプリングの張りを自由に設定できます。
あとからツインペダルに増設することも可能です。
エリミネーターには、エリミネーター2というモデルもあります。
付属するビーターと、スプリングのローラーが違います。
ペダルの角度の調整
スプリングと反対側、つまりかかとが当たる部分が動くタイプのペダルでは、ペダルの角度を設定できます。
これは、足がどの角度でペダルを踏むかの微調整になります。
急な角度にすると、反応が鋭くなり、パワーヒット向きになります。
足を垂直に落とすように踏みたいなら、逆のセッティングにしましょう。
おすすめのドラムペダル
楽器店でもよく見かける、定番のキックペダルを紹介します。
まずは、2つのモデルのスペックを比べてみましょう。
| 商品 | タイプ | ドライブ方式 | カム | ビーター | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| Pearl P-2050C | シングルペダル | ダブルチェーン | インターチェンジャブル・カム | QUAD BEATER | 2.5kg |
| DW DW-5000AD4 | シングルペダル | - | アクセレレーター | - | - |
※スペックはAmazonの商品ページの情報をもとにしています。
Pearl P-2050C
パールのエリミネーター・レッドラインシリーズのシングルペダルです。
セッティングの幅が広く、自分好みの踏み心地に調整しやすいモデルです。
| 商品 | タイプ | ドライブ方式 | カム | ビーター | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| Pearl P-2050C | シングルペダル | ダブルチェーン | インターチェンジャブル・カム | QUAD BEATER | 2.5kg |
DW DW-5000AD4
アメリカのドラムメーカー、DWの定番5000シリーズのペダルです。
長く愛用されている、スタンダードなチェーンドライブのモデルです。
| 商品 | タイプ | ドライブ方式 | カム | ビーター | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| DW DW-5000AD4 | シングルペダル | - | アクセレレーター | - | - |
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