ドラムセットの各部名称と役割|シンバルの種類もわかりやすく解説

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ドラムセットは、シンバルと太鼓を組み合わせた打楽器です。
バンドの中で、リズムを刻む役割を担っています。

ドラムセットには、パーツごとに名前があります。
名称を覚えておくと、教則本やスタジオでの会話がぐっと分かりやすくなります。

この記事では、ドラムセットの各部名称と役割、シンバルの種類を紹介します。

ドラムセットの基本構成

ドラムセットは、大きく「太鼓」と「シンバル」に分かれます。
まずは全体の配置を見てみましょう。

ドラム


  • 太鼓:バスドラム、スネアドラム、タムタム、フロアタム
  • シンバル:ハイハット、クラッシュシンバル、ライドシンバル

太鼓の数で「3点セット」「5点セット」と呼ぶこともあります。
3点セットは、バスドラム、スネア、フロアタムの組み合わせです。
5点セットは、そこにタムタムを2つ加えた、もっとも一般的な構成です。

ドラムセットの各部名称と役割

太鼓(ドラム)
バスドラム
ドラムセットの中央にある、いちばん大きな太鼓です。バス、バスドラ、キックとも呼びます。フットペダルを踏んで「ドッ!」とお腹に響く低音を鳴らし、リズムの土台を支えます。
スネアドラム
バスドラムと並んで、リズムの中心となる太鼓です。演奏者の左側にあります。裏側に「スナッピー」という響き線が張られているのが特徴です。そのため「タン!」「カン!」と、高く乾いたよく通る音が鳴ります。
タムタム
バスドラムの上に付いている、複数の太鼓の総称です。単に「タム」と呼ぶことが多いです。数に決まりはなく、演奏者の好みで選びます。
フロアタム
床の上に置く、大きなタムです。演奏者から見て右側にあります。叩くと「デーン」「ドーン」と、バスドラムに近い中低音が鳴ります。

タムは、口径(太鼓の直径)の違いで「ハイタム」「ロータム」と呼び分けます。
口径が小さいほど音が高く、「テン!」という鳴り方になります。
大きくなるほど音が低くなり、「トン!」という鳴り方になります。

タムは主に、フィルインで使われます。
フィルインとは、曲の区切りなどに入れる短いおかずのフレーズです。
口径の違うタムを「テテタタトトト…」と流れるように叩くことを、タム回しと呼びます。

フロアタムもフィルインで使われます。
また、ハイハットのようにリズムキープに使うと、緊張感のある雰囲気が出せます。

シンバル
ハイハットシンバル
バスドラム、スネアと一緒に、基本のリズムを刻むシンバルです。演奏者の左側にある、2枚を合わせたシンバルです。
クラッシュシンバル
曲の始まりや変わり目に、アクセントを付けるシンバルです。「ジャーン!」という迫力のある音が特徴です。好みで複数枚付けることもあります。
ライドシンバル
演奏者の右側にある、厚めのシンバルです。ハイハットのように、リズムキープに使います。

ハイハットは、足元のペダルで開け閉めできます。
ペダルを踏むと2枚が重なって「クローズ」、離すと開いて「オープン」になります。

クローズで叩くと「チッ」と歯切れのよい音、オープンでは「シャーン」と伸びる音になります。
ペダルを踏み分けながら叩くことで、リズムに抑揚を付けられます。

ライドシンバルは、叩く場所で音が変わります。
縁の部分(エッジ)を叩くと「チン!」と高い音が鳴ります。
中央付近のふくらんだ部分(カップ)を叩くと「カン!」と硬めの音になります。

アクセントとして、もう一つ

基本のセットに加えて、アクセント用のシンバルなどを足すこともあります。

スプラッシュシンバル
口径が小さめのシンバルです。「シャン!」と音がすぐ消える、透明感のある軽い音が特徴です。軽めのクラッシュとして、フィルインやビートのアクセントに使います。
チャイナシンバル
縁が反り返っているシンバルです。「クシャーン!」という濁った音が特徴です。フィルインのアクセントのほか、リズムキープに使うと独特の迫力が出せます。
カウベル
もともとは家畜の首に付けて、居場所を知るための鈴でした。叩くと「コン」と鳴り、太鼓ともシンバルとも違う音です。曲の中で、くだけた雰囲気を出すのによく使われます。

シンバルの種類まとめ

シンバルの種類と役割を、表にまとめました。

シンバル 主な役割 音の特徴
ハイハット リズムキープ 「チッ」「シャーン」と開閉で変わる
クラッシュ アクセント 「ジャーン!」と迫力がある
ライド リズムキープ 「チン!」と高く粒立ちがよい
スプラッシュ 軽いアクセント 「シャン!」と短く軽い
チャイナ アクセント 「クシャーン!」と濁った音

太鼓やシンバルを支える金具

ドラムセットには、楽器を支える金具も欠かせません。
これらをまとめて「ハードウェア」と呼びます。

  • フットペダル(キックペダル):バスドラムを踏んで鳴らすペダル
  • ハイハットスタンド:ハイハットを支え、ペダルで開け閉めするスタンド
  • シンバルスタンド:クラッシュやライドを支えるスタンド
  • スネアスタンド:スネアドラムを乗せるスタンド
  • ドラムスローン:ドラマーが座るイス

スタジオやライブハウスには、ドラムセットが置いてあることがほとんどです。
そのため、最初からドラムセットを買う必要はありません。

ドラムを始めるのに必要なもの

ドラムを始めるなら、まずは自分のスティックを用意しましょう。
自宅で練習するなら、叩いても音が小さい練習パッドがあると便利です。

まずは、2つの練習道具のスペックを比べてみましょう。

商品 種類 サイズ 素材 特長
Vic Firth American Classic 5A ドラムスティック 直径14.4mm×長さ407mm ヒッコリー 標準的な太さの5A
Evans RealFeel 練習パッド 練習パッド 12インチ ラバー(ファブリック仕上げ) 自宅練習・ウォーミングアップ向け

※スペックはAmazonの商品ページの情報をもとにしています。

Vic Firth American Classic 5A

世界中のドラマーに使われている、定番のスティックです。
5Aは標準的な太さで、初心者でも扱いやすいサイズです。

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Vic Firth American Classic 5A ドラムスティック 直径14.4mm×長さ407mm ヒッコリー 標準的な太さの5A
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Evans RealFeel 練習パッド

自宅での基礎練習に使える、定番の練習パッドです。
スネアに近い感覚で、スティックの使い方を練習できます。

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ギターやベースの各部名称も、合わせて覚えておきましょう。
ギターの各部名称
ベースの各部名称

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