ドラム練習パッドの選び方|自宅練習におすすめのトレーニングパッドと練習法
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ドラムを自宅で練習したいときに、まず用意したいのが練習パッドです。
練習パッドとは、スティックで叩いて練習するための、音の小さいパッドです。
トレーニングパッドとも呼ばれます。
この記事では、ドラムの練習パッドの種類と選び方を紹介します。
自宅でできる基本の練習メニューや、定番のおすすめパッドもまとめました。
自宅で練習するならドラムパッド
ドラムは、どうしても練習できる場所が限られる楽器です。
ガレージに自分のドラムセットを組み、週末に練習しているような人はまれです。
いわゆる「ガレージバンド」ですが、日本の住宅事情ではなかなか難しいでしょう。
自分の部屋にドラムセットを置くのも、現実的ではありません。
そうしたいなら、まずは防音設備を整えるところから始める必要があります。
人に迷惑をかけないことが、音楽をするうえでの大前提だからです。
ひざをスティックで叩いても、痛くなるだけです。
さらに、ヘッドを叩いたときに必ずある「反動(跳ね返り)」が得られません。
これでは、練習にすらならないのが実際のところです。
自宅でスティックを振りたいなら、ドラムパッドが最低限必要です。
練習パッドで身につくこと
練習パッドでは、主に次のような力を鍛えられます。
- スティックコントロール:思いどおりにスティックを動かす力
- 左右の手の音量やリズムをそろえる力
- メトロノームに合わせて、一定のテンポで叩く力
ドラムの上達には、こうした基礎がとても大切です。
練習パッドは、プロのドラマーもウォーミングアップに使っている道具です。
ドラムパッドの選び方
まずは、ドラムパッドに何を求めるのかを考えましょう。
ドラムパッドにも、スネアドラムの打感に似せたもの、音や振動を抑えることを優先したものなど、目的に違いがあります。
ゴム製(ラバー製)のパッド
静かさと振動の少なさを求めるなら、ゴム製の練習パッドが一般的です。
最初の1台としても選びやすいタイプです。
ただし、実際のドラムヘッドを叩いたときの打感とは、少し違う感覚になることが多いです。
反動も実際のヘッドより大きく、ロールなどが簡単にできてしまうことがあります。
ロールとは、細かく連続して叩いて音をつなげる奏法です。
打感がリアルなパッド
本物に近い打感を求めると、今度は音が大きくなりがちです。
自宅で静かに練習したいというニーズには合いません。
大学のサークルなど、音を出してよい環境でサブとして使うのに向いています。
サイズとスタンド
パッドの大きさも、選ぶときのポイントです。
小さいパッドは持ち運びに便利で、大きいパッドは叩く面が広く練習しやすくなります。
机の上に置いて使うか、専用スタンドに取り付けるかも考えておきましょう。
スタンドを使うと、実際のスネアドラムに近い高さと角度で練習できます。
メッシュパッドという選択肢
練習用のゴム製パッドでも気になる点を解消したのが、メッシュタイプのヘッドを備えた練習パッドです。
メッシュヘッドとは、細かい網目状の素材でできたヘッドのことです。
静かさ、振動の少なさ、ヘッドの反発の再現を兼ね備えています。
中には、スナッピーを備えたメッシュパッドもあります。
スナッピーとは、スネアドラム特有の「ザッ」という響きを出す響き線です。
スナッピーをオンにすると、かすかな音とともにロールなどの練習ができます。
メッシュタイプの練習パッドは、スタンドと一緒に使うと自宅での練習がいっそうはかどります。
多くのドラマーに好評なタイプです。
練習パッドの騒音対策
練習パッドは静かな道具ですが、まったく音が出ないわけではありません。
集合住宅では、次のような工夫もしておきましょう。
- 机に直接置かず、タオルやマットを下に敷く
- スタンドの脚の下に、防振マットを置く
- 夜遅い時間や早朝の練習は避ける
オススメの練習用ドラムパッド
元記事で紹介していた、代表的な練習パッドを紹介します。
まずおすすめできるのが、メッシュパッドを備えたTAMAのTMP8Sです。
パッドスタンドのHS30TPと組み合わせると、手頃に高品質な練習環境を作れます。
スナッピーのオン・オフができ、チューニングでヘッドの張りも調整できます。
使える環境は限られますが、PearlのSDN-4という練習パッドは、特にリアルな打感を再現しています。
スタンド付きのモデルで、ドラム教室などにも置かれるほど信頼のあるパッドです。
細かいスティックのストロークまで再現できると評判です。
もっとも安価なタイプともっとも高価なタイプ
手頃なものでは、YAMAHAのTS01Sという練習パッドもおすすめです。
ラバー製で、とりあえずスティックを振りたい人に向いています。
口径は8インチと少し小さめですが、スティックコントロールの練習にはまったく問題ありません。
また、少し高価ですが、音源を内蔵したメッシュパッドも販売されています。
たとえばRolandのRMP-5というモデルには、メトロノーム機能も付いています。
ヘッドホンで音を聴きながら練習できます。
ただのパッドでは物足りない人におすすめです。
練習パッドを使った基本の練習メニュー
練習パッドを手に入れたら、次のような基礎練習から始めてみましょう。
必ずメトロノームに合わせて叩くのがポイントです。
- シングルストローク:右・左・右・左と、1回ずつ交互に叩く
- ダブルストローク:右・右・左・左と、2回ずつ交互に叩く
- パラディドル:右左右右・左右左左の順に叩く
- アクセント練習:強く叩く音と弱く叩く音を、決まった場所で混ぜる
最初はゆっくりのテンポで、左右の音の大きさがそろうように意識しましょう。
毎日少しずつでも続けることが、上達への一番の近道です。
メトロノームの使い方は、メトロノームについてで紹介しています。
定番のおすすめ練習パッド
楽器店でもよく見かける、定番の練習パッドを紹介します。
まずは、3つのパッドのスペックを比べてみましょう。
| 商品 | 打面サイズ | 打面の素材 | スタンド |
|---|---|---|---|
| YAMAHA TS01S | 8インチ | ラバー | 専用スタンド同梱 |
| EVANS RF12G | 12インチ | ラバー (ファブリック仕上げ) |
- |
| Pearl TP-6N | 6インチ | ソフトラバー | 折りたたみスタンド付属 (高さ550~900mm) |
※スペックはAmazonの商品ページの情報をもとにしています。
YAMAHA TS01S
ヤマハの、8インチのラバー製トレーニングパッドです。
専用スタンドが付属していて、届いてすぐに練習を始められます。
| 商品 | 打面サイズ | 打面の素材 | スタンド |
|---|---|---|---|
| YAMAHA TS01S | 8インチ | ラバー | 専用スタンド同梱 |
EVANS RF12G
エヴァンスの、12インチのラバー製練習パッドです。
叩く面が広く、机に置いてじっくり基礎練習をしたい人に向いています。
| 商品 | 打面サイズ | 打面の素材 | スタンド |
|---|---|---|---|
| EVANS RF12G | 12インチ | ラバー (ファブリック仕上げ) |
- |
Pearl TP-6N
パールの、6インチのソフトラバー製トレーニングパッドです。
コンパクトで持ち運びやすく、スタジオでのウォーミングアップにも便利です。
| 商品 | 打面サイズ | 打面の素材 | スタンド |
|---|---|---|---|
| Pearl TP-6N | 6インチ | ソフトラバー | 折りたたみスタンド付属 (高さ550~900mm) |
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