メタル・V系向けギターのメーカー9選|ESPやランダムスターなどHR/HMギターの特徴
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ディストーションをガンガンに効かせたい、と思うこともあるでしょう。
ディストーションとは、音を大きく歪ませるエフェクトのことです。
今のギターでは、ピックアップの出力が足りないかもしれません。
すると、歪みがうまく乗らないことがあります。
そこでこの記事では、ヴィジュアル系(V系)やHR/HM向けのギターを紹介します。
HR/HMとは、ハードロックとヘヴィメタルのことです。
このジャンルは、アーティストモデルなどデザイン性の高いギターが多いのも特徴です。
メタル・V系向けギターの特徴
メタルやV系で使われるギターには、次のような特徴があります。
- 出力の高いハムバッカーで、深く歪ませやすい
- ネックが薄く、速弾きがしやすい
- 大きく音程を動かせる「フロイドローズ」などのアームが付いたモデルが多い
- 鋭く尖った、攻撃的な変形ボディが多い
フロイドローズとは、弦をしっかり固定してチューニングを安定させるブリッジです。
激しいアーミングをしても、音程が狂いにくいのが特長です。
ただし弦交換や調整に手間がかかるので、初心者は注意しましょう。
V系・HR/HMギターのおすすめメーカー
ここからは、メーカーごとに特徴を紹介します。
個人的なイメージで、V系→ハードロック→メタルっぽいメーカーの順に並べました。
ギターを選ぶときの参考にしてください。
FERNANDES
FERNANDES(フェルナンデス)は、国内のV系・ハードロックギタリストに愛されてきたメーカーです。
hide、heath、布袋寅泰、今井寿(BUCK-TICK)、ken(L’Arc~en~Ciel)などが使っていました。
個性的なデザインのギターが多く、ラインナップも豊富です。
SCHECTER
SCHECTER(シェクター)は、個人的にイチオシのメーカーです!
デザインも機能も優れていて、入門モデルから高級モデルまでラインナップが豊富です。
きっと、あなたにぴったりのギターが見つかるでしょう。
量産モデルのダイヤモンドシリーズやSDシリーズは、比較的手頃な価格帯です。
SCHECTERを使うアーティストは国内外ともに多く、その顔ぶれには圧倒されます。
SDシリーズの代表的なモデルが「SD-2-24-AL」です。
24フレットで、ハイポジションまで弾きやすいモデルです。
Ibanez
速弾きの代名詞といえばIbanez(アイバニーズ)です。
ネックが薄く、弦高(指板から弦までの高さ)が低めに調整しやすいのが特徴です。
クラシックフォーム(親指をネックの裏に添える握り方)での速弾きがしやすくなっています。
RGシリーズやSシリーズが有名です。
ポール・ギルバートやスティーヴ・ヴァイといったテクニカルなギタリストに好まれています。
Ibanezの入門向けシリーズ「GIO」は、後半で紹介しています。
PRS
PRS(Paul Reed Smith)は、FenderやGibsonに比べて歴史の浅いメーカーです。
それでも高級志向で、品質、デザイン、完成度がとても高いギターを作っています。
そのぶん、値段もなかなか高めです。
音色は、レスポールの太い音にストラトのアタック感を加えたような印象です。
アタック感とは、弦を弾いた瞬間の音の立ち上がりのことです。
ギターの「泣き」のサウンドを存分に楽しめます。
比較的手の届きやすいSEシリーズの定番が「SE Custom 24-08」です。
PRSらしい美しい見た目と、幅広い音作りを楽しめます。
ESP
ESP(Electric Sound Products)は、日本を代表するギターメーカーです。
PRSと同じく、なかなか値段は高めです。
ESPブランドでは、HORIZON(ホライゾン)シリーズが有名です。
ESPを代表する変形ギターに「ランダムスター」があります。
星をくずしたような、鋭く尖ったボディ形状が特徴です。
ESPは、社内にいくつものブランドを持っています。
- Navigator:Fender/Gibsonタイプを作るブランド
- LTD:攻撃的なデザインが多いブランド
- EDWARDS:手頃な価格帯の廉価ブランド
さらに、SCHECTERとも関わりがあります。
カスタムオーダーにも柔軟に対応しています。
パーツからボディまで、自分の好みで注文できるフルオーダーのシステムがあります。
このシステムが功を奏してか、メタリカ、スレイヤーを筆頭に、国内外の多くのHR/HMアーティストに支持されています。
アーティストやギター職人を育てる専門学校も運営していて、日本の音楽業界に大きく貢献しています。
HORIZONの流れをくむモデルとして、E-IIブランドの「HORIZON-III」があります。
E-IIは、ESPの海外向けブランドです。
Musicman
やや丸みを帯びたフォルムが特徴的なMUSICMAN(ミュージックマン)です。
ジョン・ペトルーシ、エドワード・ヴァン・ヘイレンといったテクニカル系のギタリストに使われてきました。
ジョン・ペトルーシのモデルは、姉妹ブランドSterling by Music Manの「JP60」で手にできます。
Sterlingは、MUSICMANのデザインを手頃に楽しめるブランドです。
B.C.RICH
モッキンバード、ワーロックといった攻撃的な変形ギターがそろうB.C.RICH(ビー・シー・リッチ)です。
メタルの中でも、デスメタルやスラッシュメタルのアーティストに使われています。
Jackson
JACKSON(ジャクソン)は、主にメタル系のギターを作るメーカーです。
現在はFenderのグループに属しています。
日本ではかつて商標の関係で、「Jackson Stars」というブランドで知られていました。
RRモデル、KEモデル、WRモデルのような変形ギターが人気です。
Jacksonの手頃なJSシリーズは、後半で紹介しています。
DEAN
DEAN(ディーン)といえば、このV字型のヘッドでしょう!
ダイムバッグ・ダレルが愛用したことで、一躍有名になりました。
その攻撃的なフォルムから、メタルの中でもコアなアーティストに好まれています。
メタル・V系ギターの選び方
メーカーが決まらないときは、次のポイントで選んでみましょう。
好きなギタリストの使用モデルから選ぶ
いちばん分かりやすいのは、憧れのギタリストと同じメーカーを選ぶことです。
アーティストモデルの廉価版が出ていることも多いので、探してみましょう。
好きなギターを持つと、練習のやる気もぐっと上がります。
アームの種類を確認する
フロイドローズは、激しいアーミングに強い反面、扱いに慣れが必要です。
最初の1本なら、アームなしや、シンプルなアームのモデルも選択肢です。
変形ギターは弾きやすさも確認する
フライングVのような変形ギターは、座って弾きにくいことがあります。
自宅での練習が中心なら、座ったときの弾きやすさも確かめましょう。
初心者におすすめのメタル向けギター
メタル向けの入門用としては、手頃なシリーズを持つメーカーもあります。
まずは、2つのシリーズの代表モデルのスペックを比べてみましょう。
| 商品 | 代表モデル | ボディ材 | ネック | ピックアップ | フレット数 |
|---|---|---|---|---|---|
| Ibanez GIO シリーズ | GRX70QA | ポプラ | メイプル(薄めのネック) | H-S-H | 22 |
| Jackson JS シリーズ | JS22 DKA | ポプラ | メイプル(スピードネック) | ハムバッカー×2 | 24 |
※スペックはAmazonの商品ページの情報をもとにしています。
Ibanez GIO シリーズ
Ibanezの入門向けシリーズです。
Ibanezらしい薄いネックで、速弾きの練習にも向いています。
| 商品 | 代表モデル | ボディ材 | ネック | ピックアップ | フレット数 |
|---|---|---|---|---|---|
| Ibanez GIO シリーズ | GRX70QA | ポプラ | メイプル(薄めのネック) | H-S-H | 22 |
Jackson JS シリーズ
Jacksonの手頃な価格帯のシリーズです。
メタルらしい変形ボディのモデルもそろっています。
| 商品 | 代表モデル | ボディ材 | ネック | ピックアップ | フレット数 |
|---|---|---|---|---|---|
| Jackson JS シリーズ | JS22 DKA | ポプラ | メイプル(スピードネック) | ハムバッカー×2 | 24 |
FenderとGibsonの定番モデルは、こちらの記事で紹介しています。
ギターの種類 – Fender編
ギターの種類 – Gibson編
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